仏教用語集【か行】

この度、仏教用語集を新設しました。言葉は、あいうえお順に並べています。

【日常仏教用語】※各項目にリンクしています。

あ行   か行 

さ行 さ・し・す・せ・そ  た行 た・ち・つ・て・と

な行 な・に・ぬ・ね・の  は行 は・ひ・ふ・へ・ほ

ま行 ま・み・む・め・も  や行 や・ゆ・よ

ら行 ら・り・る・れ・ろ   


 

 



【か】

●戒(かい)
 僧侶が守らなければならない規律、きまり。

●加持(かじ)
 仏の加被、つまり仏さまの威力によって、仏道修行が進むように祈ること。

●覚悟(かくご)
 煩悩の迷いから目覚めて正法を悟ること。

●廓然無聖(かくねんむしょう)
 ダルマ大師が、中国の梁(りょう)の武帝の問いに答えた言葉として有名。
 つまり、からりと天地いっぱい晴れ渡っているようなもので、何もないという意味になる。
 自分の行った業によって報われ、受ける楽果とか苦果のこと。

●潅頂(かんじょう)
 頭に水をそそいで、一定の資格があることを証明する儀式。

●勧請(かんじょう)
 仏や神がある場所に出座して、衆生教化するよう乞い願うこと。

●甘露(かんろ)
 仏教でいう諸天の神の飲料水。蜜のように甘く、これを飲めば不老不死になるといわれる。仏の説法のことをもいう。

【き】
鬼神(きしん)
 目に見えない、超人的な怪力を発揮するもので、善鬼神と悪鬼神とがある。

●帰命頂礼(きみょうちょうらい)
 自分の身命をなげだして全面的に仏を敬順すること。

●機根(きこん)
 人の根性、性質、賢愚、能力など。

●喜捨(きしゃ)
 寄進。すすんで財施すること。

●金言(きんげん)
 釈尊の口(金口)から出た言葉。一般には格言を指すようになっている。

●行儀(ぎょうぎ)
 出家した人の日常行為の規則のこと。仏教行事の儀式のことをもいう。

●起請文(きしょうもん)
 願を起こし、あるいは衷情を訴えることで、神仏にかけて誓った文書。

●行水(ぎょうずい)
 一般にはタライなどの湯で身体の汗を落とすことをいっているが、
 元来の意味は、水浴などで身体のけがれを除き、清浄にすること。=水行。

●行住坐臥(ぎょうじゅうざが)
 人間の生活のありようの全ての面。禅宗では、それがすべて坐禅となっていなければならぬと説く。

【く】
●空(くう)
 この世の存在は、すべて因縁に成るもので、その本質とか実体はもともとないのだという意味。

●功徳(くどく)
 現在または未来に、よい果報をもたらすような善い行為。

●庫裡(くり)
 供養や食事の調理などをする寺院の台所。また住職やその家族の住んでいる建物。

●愚痴(ぐち)
 知恵がないため心が迷って、もろもろの事理に正しい判断がつかぬこと。

【け】
●袈裟(けさ)
 僧侶が衣(ころも)の上に着用する儀礼用の布。
 普通、金襴・金紗に紫・黄・青・赤などをまじえて作られる。

●結縁(けちえん)
 仏道に入って修行することの縁が結ばれること。
  仏や菩薩が悩める人を救わんとして関係をつけること。

●血脈(けちみゃく)
 仏教の教えを、師から弟子へ代々伝えていくこと。

●結跏跌坐(けっかふざ)
 坐禅を組むとき、両方の足を組む。
 すなわち、右の足を左の股の上に、左の足を右のももの上に上げる座り方。

●決定(けつじょう)
 仏教を固く信じて動揺しないこと。

●見性(けんしょう)
 自己の本性である仏性(ぶっしょう)を悟ること。

●下界(げかい)
 天界に対していう言葉。人間世界のこと。

●解脱(げだつ)
 煩悩から解き放たれ、悟りの境地に入ること。

●外道(げどう)
 仏教徒以外の異教徒。また仏教以外の宗教・教学。

●還俗(げんぞく)
 戒を破った出家が、俗世間に戻って俗人となること、
 また自分の願いで僧侶をやめて俗世間にもどること。

【こ】
●居士(こじ)
 在家で仏道を修め、学修する男性。

●公案(こうあん)
 禅宗で、修行者を悟りへ導くため、とくに研究推考させる問題。

●江湖(こうこ)
 昔の中国の、呉越の要地である三江五湖のことで、
 そこから転じて、世間とか社会の意味につかわれている。

●乞食(こつじき)
 僧侶が一切の生業を絶ち、在家人に食を乞うて己の肉体を保つこと。
 普通、乞食(こじき)といわれるのは、仏道修行に関係なく物乞いする者である。

●根性(こんじょう)
 気力の本を根。善悪の習慣を性という。

●五悪(ごあく)
 殺生、偸盗、邪婬、盲語、飲酒をいう。

●五蘊(ごうん)
 色(肉体・物質)、受(感受作用)、想(表象作用)、行(行為形成力)、
 識(識別作用)の五要素で、人間の身体が成っているとする。

●五戒(ごかい)
 五悪(前出)を犯してはならないとする五つのいましめ。

●後生(ごしょう)
 後の世、つまり来世に生まれ変わること。

●業(ごう)
 煩悩に迷わされて犯す行為。また前世の所行により、今生において受ける果報や運命。

●恒河(ごうが)
 インドのガンジス河のこと。

●極楽(ごくらく)
 西方十万億土の彼方にあるとされる、阿弥陀仏が教主の安楽国土。無憂苦の理想社会。

●五欲(ごよく)
 人間の欲望を起こす色・声・香・味・触。また、財欲、色欲、飲食欲、名誉欲、睡眠欲のこと。

●後光(ごこう)
 仏のからだから発する光。また、仏像の背後に刻んだり描いた光背。

●五逆(ごぎゃく)
 父、母、阿羅漢殺し。仏身を傷つけること、僧団を破壊することの罪。


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2007-02-08
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