2004/02/10 仏壇工房が小学校にカスタネット

~きんぱくが 夢を広げる 子どもらの~

京仏壇京仏具製造販売の「京仏具(株)小堀」(本店 京都市下京区)は、仏壇仏具の工房の見学者に金箔押の体験ができるサービスを進めていますが、地元小学校の新学期から楽器のカスタネットに金箔を張る体験教室を提供します。


小堀京仏具工房(京都市山科区)では、かねてより見学者に「杯」に金箔を押してもらい記念に持ち帰ってもらう金箔押し体験(一人1回500円)を実施していますが、子どもには杯がふさわしくないことから、子ども向けにカスタネット※1の内側に金箔を押してもらうサービスを始めました。また、同工房の地域内にある京都市立百々小学校(林政広校長)の子どもたちに、学習の一環として工房の見学や金箔押し体験を提供させていただき、伝統技術の世界へのお誘いをします。この学習は、今年の新学期から6年生の全クラスでカリキュラムに組まれることになりました。同社では「子どもたちを支援する」をテーマとしてメセナ(文化支援)を進めていますが、子どもたちに手作りの魅力を感じてもらい、金箔独特の表現美に心躍らせてもらうことで、日本の伝統工芸の応用が広がればと考えています。
 なお、金箔押しができあがったカスタネットのいくつかは、オフイス用品の株式会社カスタネット(京都市南区)植木力社長のご協力により、カンボジアの小学校に寄贈します。カスタネットは子どもたちが始めて手にする楽器の一つですが、日本の小学生が仕上げたカスタネットをカンボジアの小学生が音楽学習で使っていただくことで互いの交流機会にもなり、伝統技術の体験と共に温かい心の素晴らしさを経験していただけます。