2004/02/27 京都新聞 金箔張るとどんな音?(仏壇店の社会貢献)

京仏具の老舗支援 児童体験学習へ

子供たちに京仏具の伝統技法「金箔押し」を他家kんしてもらおうと、京仏具の老舗メーカーが今春から、京都市山科区にある工房に近接する百々(どど)小の総合学習を支援する。

もう少しこのニュース記事を はっきりとご覧になりたい方は左の画像をクリックするとご覧頂けます。(8面)

Kyoto Shimbun 2004.02.17 News
ホーム > ニュース目次

 カスタネットに「金箔」

 児童に体験学習、京仏具老舗が支援

子供たちに京仏具の伝統技法「金箔(きんぱく)押し」を体験してもらおうと、京仏具の老舗メーカーが今春、京都市山科区にある工房に近接する百々小の総合 学習を支援する。子供たちにとって身近なカスタネットの内側に金箔を張る実習で、出来上がった「金箔カスタネット」の一部はカンボジアの小学校に寄贈する 計画だ。

 支援するのは京仏具製造会社の「小堀」(下京区)。これまで自社の工房で、観光客や修学旅行生らを対象 に有料の金箔押し体験教室を開いてきた。今回はオフィス用品販売会社の「カスタネット」(南区)からカスタネットの提供を受け、無償で小学生たちに体験学 習をしてもらう。

 作業は、カスタネットの内側に合成塗料を塗って厚さ1−2ミクロンの金箔をのせ、綿で押して張りつける。今春、6年生になる百々小の児童約100人が総合学習の時間に工房を訪れて挑戦する。

 カスタネット社は、中古文房具を回収してカンボジアに届ける活動を進めており、児童たちは金箔を張ったカスタネットを余分に作って、カンボジアの小学校へ贈ることにしている。

 小堀の小堀進専務は「京都の伝統技術を体感してほしい」と言い、百々小の林政広校長も「体験学習を、京仏具の歴史やカンボジアについて学ぶ機会にしたい」と話している。

写真=京仏具の技法を生かして内側に金箔をはったカスタネット

ニュース目次ジャンル別バックナンバーお悔やみ(京都・滋賀関係分)ホーム