2004/04/07 老舗仏壇店が使用済みろうそくをネパールへ寄贈

~ろうそくが 照らす世界の 子どもたち~

仏壇仏具製造販売の「京仏具(株)小堀」(本店 京都市)は、「子どもたちを支援します」をテーマに文化活動を進めていますが、ご寺院様の使用済みおろうそくを回収し開発途上国へ寄贈する活動を始めます。


同社では、全国5店舗から35名のお客様係が真宗寺院様へ常時出張訪問活動を続けていますが、おしゃかさまの誕生日とされる4月8日からご使用済みろうそくの回収キャンペーンを始めます。直接同社便が回収しますので荷造りの手間が省け、送料はかかりません。回収されたおろうそくは、いったん同社の工房「小堀京仏具工房」(京都市山科区)でサイズ毎に区分けし保管されます。寄贈については、ボランティア団体である「京都NGO協議会」のネットワーク、「日本ネパール教育協力会」(代表石田 進氏)にお世話をいただいて行います。
おしゃかさまは今から2500年ほど前、インド・ルンビニー(現在のネパール)の花園でお生まれになりましたが、現在、おしゃかさまの生地ネパールはたいへん貧しい国で電気の無いところでは菜種油などによる灯火(ともしび)を使用しています。ローソクは高価ですので特別なとき以外は使えません。子供たちは暗い灯火の周りに頭を寄せて合って勉強しています。一方、日本のお寺様にはご使用済みのおろうそくがたくさんあります。行事が終わると新しいろうそくにとりかえなければなりませんので、ほとんどが先っぽを少しお使いになられただけで処分せざるをえません。また、和ろうそくは風があたっても消えにくい火力があります。モノを循環するシステムは資源を大切にする心を育てますが、国内での再生は不採算を理由に実現できません。しかし、もしネパールの子どもたちに使ってもらえれば’こころに灯るおひかり’として蘇ります。なお、使用済みおろうそくとともに、不要なおろうそく立てがあれば同時にご提供いただければと呼びかけます。