2004/11/30 老舗仏壇店が始めたユニークな新サービス(仏像データ製作)

CADと写真の先端技術で仏像データを後世に残す

京仏壇京仏具製造販売の「小堀」(本店・京都市下京区)が、新たな写真技術とCADを使い仏像復元用の高精度データを製作するサービスを始めました。仏像盗難や災害など、万が一に備えて正確なデータを保存しておきたいという寺院からの要望に応えて始めたのものです。

寺院の本尊である仏像は、檀家や住民の最も大切な礼拝の対象仏として代々伝えられます。今まで、データにきちんとまとめたモノが少なく、製作した仏師や年代などの由来が口頭で伝えらてきました。「歴史に残る大仏師謹刻」などと語り継がれる情報には専門化から疑問視する声があっても、仏像を崇拝する信仰心が高い人々にとっては、事実として伝承されてしまいます。
国宝第一号の広隆寺「宝冠弥勒」が、昭和23年まで国産とされてたのが、使用材料の分析結果、朝鮮渡来の仏像であることを千葉工大理事・教授、千葉大名誉教授 小原二郎先生が証明されました。
飛鳥の木彫仏は、日本で彫られたものは例外なくクスノキであるのに対し、朝鮮で彫刻の用材になるのはアカマツくらいしかありません。日本でクスノキで作られたものという説から、大正の修理材には、間違ってクスノキが使われていたということです。
 代々伝承される仏像も、長い歴史の間には、虫害や自然劣化による破損、火災や災害による焼失流失、盗難による紛失ということがあります。今年の8月には、大阪で盗まれた仏像の有力情報に懸賞金がかけられたことが話題になりました。大阪の一部の地域だけでも、今年に入って、3件で4体の仏像盗難の被害届が出ており事件が増えています。
しかし、盗難にあった仏像が戻ることはほとんどありません。滋賀県でも文化財指定の仏像が2年前に3体の仏像が盗まれましたが、見つかることはなく、今年10月に以前の仏像と同サイズのものが新調されました。
 同社が始めたサービスは、「細部採寸によるCAD図面データ」「全体及び細部(正面・後面・左右・上下)の写真データ」を製作します。写真は、「新たな写真技術による文化財の復元・解読」を進める文化財復元センター代表 大隈剛由(おおくま たけよし)様が担当し、全国寺院様へ訪問、撮影をします。肉眼では見えない消えかかった文字を再生し、情報の精度を高めることができます。図面は、小堀設計室が担当し、お客様の希望によっては、データを保存することも可能です。データは、CDやフロッピーディスクなどの記憶媒体に保存したものを提出します。
詳細は、こちらからご覧頂けます。


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