2005/01/11 仏壇の原点「厨子」がニューヨーク国際ギフトフェアに出品

1300年前の日本のデザインが海を渡る
仏壇の原点「厨子」がニューヨーク国際ギフトフェアに出品

京仏壇京仏具製造販売の「小堀」(本店・京都市下京区)が、1月30日から2月2日まで開催のニューヨーク国際ギフトフェアに厨子を出品、仏壇業界初の試みとして海外へのマーケティング活動を始めます。


国立社会保障・人口問題研究所のデータによると、2007年からは、現在最多の「夫婦と子の世帯」よりも「単独世帯」が多くなります。これは、これまでの家族単位が前提となった仏壇や法事のあり方が個人を単位とした姿に変わることを意味します。1年ほど前から、「祖父が亡くなってこの先めんどうを見る人がいないので仏壇を処分して欲しい」「小型仏壇に買い換えたい」と言った問合せ急増が象徴的です。

同社では1960年代から、「住宅の洋風化」「ライフスタイルの多様化」に合わせて、新型仏壇・現代仏壇・家具調仏壇といった開発をいち早く進め、業界のリード役を担ってきました。しかし、変化する日本の家族形態の中では、従来の仏壇の概念にこだわらない新しいモノやサービスが求められます。

昨年9月、同社で商品強化に取り組み中の「天平厨子」*1の記事が新聞に掲載されると、「家具調や新型以外の仏壇らしくないシンプルなものを捜していた‥」といった内容の問合せや資料請求が14件もありました。従来の仏壇には宗派ごとの決まりがあり、その約束事に合わせることが評価軸とされてきましたが、天平厨子のコンパクトでシンプルな点や個人仏壇として自由度の高い使い方が注目を浴びています。
 
ペット向け仏壇や家庭での写真立てなど、異色の商品として巾の広い販売展開が可能となることから、米国市場への展開を試みることにしました。

世界中のバイヤーが集うニューヨーク国際ギフトフェア(New York International Gift Fair)への出展には厳格な審査があり、単独企業ではエントリーが難しいと言われています。京都ビジネスモデル推進センターからの推薦により異業種交流会「kyoohoo!?(キョフー)」に入会、11社による協同出展として「天平厨子」2点を出品させていただくことになりました。「kyoohoo!?」事務局長で財団法人京都産業21産業情報部の巽健次様始め関係者のご尽力により日本貿易振興機構(JETRO)の支援を受けるなどして出展審査をクリアしました。開催場所は、The Jacob K.Javits Convention Center of New York, USAで、「畳」「風呂敷・のれん」「帯」「和雑貨」「竹のあかり」「紙製品」と共に、世界に京都発の和材をアピールします。

伝統産業である今の仏壇のスタイルができあがったのは江戸初期のこと。思いっきり古い奈良時代の様式の方が、現代の洋風住宅にも自然に溶け込むのが不思議なことで、これこそが優れた古代のデザインが成せる技と言えます。1300年前の奈良・斑鳩の優れたデザイン力は国境を越えて人々の心にやすらぎを与えてくれるでしょう。


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