2005/04/26 響きわたる六世紀仏教伝来の音

老舗仏壇店が、寺院用「音響製品」と高齢者向け「モバイルスピーカー」を発売

仏壇仏具製造小売の「京仏具(株)小堀」(本店 京都市下京区)は、仏教賛歌の伴奏が内蔵された高齢者向き携帯ワイヤレススピーカー「響(HiBiKi)10」と、本堂内全方向の隅々にまで同じ音量・音質を伝えることができる寺院向き音響セット「響(HiBiKi)230」(ネーミングについて※1)の販売を始めます。


小堀では、新商品や新サービスを開発段階から公開し、顧客の意見を取り入れながら伝統産業と先端技術の融合に取り組んでいます。「響(HiBiKi)」は、寺院や一般お檀家様に、よりお使いいただき易くアレンジした新製品です。仏教音楽は6世紀の仏教伝来と共に伝えられましたが、同社では、「音」は、信仰の入り口として、情緒的に大きな役割を果たすものと重視し、開発に力を入れています。

「響(HiBiKi)10」は、お寺で合唱される仏教賛歌伴奏3曲のデジタル録音済みICを内蔵しています。試作段階で、“みんなと一緒に歌いたいが高い声をだすのがしんどいの‥”の顧客の意見があったことから、音程を少し下げ、高齢者にも歌いやすくしました。また、本体の重量を1.9Kgと軽くし、余分な操作ボタンをなくし機械に弱い人にも使いやすくしました。本体はW240㎜H220㎜D110㎜。標準付属品として、ACアダプタ・ピンマイク付で価格は78,000円。声帯マイク(特許出願中)とご希望曲(1分程度)の内蔵はオプション。寺院での法要の他、一般家庭の法事でも持ち運びがかんたんにでき使いやすくしました。開発は、栄進電機株式会社と共同で進めました。

「響(HiBiKi)230」は、高さ1メートルほどの円筒形タワー型スピーカーと専用アンプ、ミキサー、CDプレイヤー、ワイヤレスマイクの標準セットで、価格は851,000円。由井啓之氏*3の開発によるタイムドメイン型スピーカーを組み込んで、(株)小堀と(株)京都システムエンジニアリングが寺院向け音響システムとして共同製作しました。たった直径8cm、わずか10ワットのスピーカーが遠くまで響き渡る「音」を発します。
    
読経の際、“本堂内で、スピーカー近くの人には音が大きすぎ、遠方の人には小さすぎる‥”といった意見に応えて完成しました。従来の箱形スピーカーではなく、いかに音源を忠実に発生させるかを追求していますので、高音や重低音を人工的に加工するといったことはしません。したがって、専用アンプは、電源・音量の2つのスイッチだけで、シンプルな操作性が高齢者に向きます。両製品共、5月17日から予約販売を受付、7月上旬から納品を始めます。

初年度、「響(HiBiKi)10」が300台、「響(HiBiKi)230」は60セットの販売を見込みます。10月末まで、「寺院でのHiBiKi試聴会」を実施、全国寺院に出向いて見本を設置し、お寺様お檀家様に「音」を体感してもらいます。試聴会は無料、申し込みは同社本店(Tel.075-341-4121) まで。

※1ネーミングについて
・「響(HiBiKi)10」 
浄土真宗聖典「讃仏偈(さんぶつげ)」に、「響流十方(こうるじっぽう)」とありますが、「真実の声はすべての世界に響きわたる」と説かれます。「仏法(ぶっぽう)」との出会いの驚きと喜びを光に満ちたみ仏への讃歌として表現されたものが 「讃仏偈」です。
・「響(HiBiKi)230」 
 京仏具(株)小堀の創業が安永4年(1775年)で、創業230年を記念して商品名に使いました。
※3由井啓之氏
1936年奈良生まれ。58年電気通信大卒。日本電信電話公社より61年オンキョー(株)入社。84年開発したスピーカー『GS-1』が日本三大オーディオ賞独占。91年フランスのジョセフ・レオン大賞を日本人としてはじめて受賞。96年退社。97年『タイムドメイン』設立、代表取締役に。2000年7月『Yoshii9』発売。


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