2005/07/13 京都新聞 地元の伝統の技体験(仏壇屋さんの社会貢献)

 文鎮に金箔張り

地元の伝統産業を知ろうと、京都市山科区の百々小6年生が13日、同小近くの京仏具店で、校章型の文鎮に金ぱくを貼る作業に挑んだ。(25面)

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金ぱく張る作業に挑戦
山科・百々小児童 地元の伝統産業に理解

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慎重に金ぱく押しに挑む児童たち(京都市山科区・京仏具小堀)

  地元の伝統産業を知ろうと、京都市山科区の百々小6年生が13日、同小近くの京仏具店で、校章型の文鎮に金ぱくを張る作業に挑んだ。文鎮はあらかじめ近く の清水焼職人の指導で作っており、児童たちは、地域の伝統に根付いた技を続けて体験した。

 授業は、京仏具店と清水焼工房の協力で実現した。卒業記念を兼ねた文鎮は、同小の「百」の字をあしらった校章デザインで、型抜きした粘土に上薬をかけて黄色く焼いてある。

  児童たちは、文鎮の上に代用うるしを塗り、ピンセットで1万分の1、2ミリという薄さの金ぱくを慎重に乗せたあと、綿でやさしく金ぱくを押さえた。少しの 息でも吹き飛んでしまう金ぱくを扱うため、児童たちは緊張した面持ちで作業に集中していた。

できあがった文鎮は豪華な黄金色になり、体験した森仁美さん(11)は「文鎮として使うよりも、大事にしまっておきたい」と話していた。