2006/04/01 寺院の使用済み和ろうそく2万6千本、アフガンの子らのあかりに

  – 寄贈活動のご報告と回収キャンペーン再開 –

 「京仏具(株)小堀」(本店 京都市)は、日本の寺院様で使用済みのおろうそくを回収し発展途上国の子どもたちへ寄贈する活動を進めています。現地の様子を含めたこれまでの報告とともに、4月8日からおろうそく回収キャンペーンを再スタートします。

 おしゃかさまの生地インド・ルンビニー(現在のネパール)はたいへん貧しい国で電気の無いところでは菜種油などによる灯火(ともしび)を使用しています。おろうそくは高価ですので特別なとき以外は使えません。子供たちは暗い灯火の周りに頭を寄せて合い勉強しています。日本のお寺様にはご使用済みのおろうそくがたくさんありますが、ネパールの子どもたちにとっては貴重品でたいへんな喜びようです。子どもたちの‘こころに灯るおひかり’として蘇ります。
 ネパールへの寄贈は、日本ネパール教育協力会[JECS 理事長 石田 進様]のご支援により始めましたが、政情不安定のため現地への寄贈活動が困難になり、回収活動も休止状態となりました。 
 このような事情により、ネパール以外の国々にもご提供を呼びかけておりましたところ、(財)ジョイセフ(家族計画国際協力財団)様が国際輸送費をご負担くださり、アフガニスタン・カンボジアへの寄贈を進めてくださいました。ジョイセフ様では、日本での使用済みランドセルの寄贈活動を続けておられ、子どもたちの勉強意欲が高まりました。さらに使用済みおろうそくをお贈りすることで、一本のあかりが‘こころに灯るおひかり’となりました。
 ボランティア物品は現地で必要とされるものを把握しないままお送りしても喜ばれません。港に山積みのうえ結果、処分されるということもあります。ところが、寺院用の大きな和ろうそくは明るく消えにくく、電力供給が不安定なところでは、照明の変わりになり、たいへんな人気です。
 ボランティアの活動を安定的に続けるには様々な問題を乗り越えなければなりません。しかし、これほど多くの方々にお喜びいただける使用済みおろうそくですので、これまでのご報告を兼ね回収活動を再開することにいたしました。  
 期間は、お釈迦様誕生日の2006年4月8日からお彼岸明けの2006年9月26日までで、回収のおろうそくは寄贈先が必要とされる「寺院用の和ろうそく(長さ14.5㎝~26㎝)」に限定させていただき、1万本の回収を目標とします。