2007/08/08 古代厨子仏壇シリーズ、「飛鳥時代の厨子」の販売開始

    - 蘇る1400年前の意匠と質感 -

 京仏壇京仏具製造小売の「小堀」(本店・京都市下京区)は、3年前から構想を練ってきた新商品の厨子仏壇、「飛鳥時代の厨子」を完成、8月のお盆前から販売を始めます。既に販売の「天平時代の厨子」と古代厨子仏壇のシリーズ化の登場です。

 飛鳥時代の厨子は、小堀賢一社長自らが意匠を考案し、同社設計室で図面化、製作は小堀京仏具工房で完成にいたりました。用材は紅松で、同工房内で製作を担当した木地師は、「最古の厨子と同じ錣屋根(しころやね)を作るのがむつかしかった」といいます。同じく工房内で塗りを担当した塗り師は、「下地から天然のうるしを使い、古代の色合と肌ざわりを表現するのがたいへんだった」と苦労を語ります。古代の風合いを出すために下地から天然うるしを使った独自の塗り技法による仕上げです。金具の下には虫の羽の代わりに薄く切った貝をはめ込み、飛鳥時代の意匠をイメージしました。
お仏壇は江戸初期の寺請制度によって一般家庭に普及しましたが、厨子と比べると歴史は浅くわずか3百年。その間に装飾が派手になり、同時に宗派ごとの様式や中に飾るお仏具に決まりができました。一方、仏壇の原点お厨子は、飛鳥時代に朝鮮半島を経て仏教が伝来したころの簡素な様式で仏像や舎利を安置するためのものでした。宗派による決まりごとはなく、従来のお仏壇よりも自由な使い方ができます。
同社では、洋間に調和がとれるお仏壇として1960年代に新型仏壇をも開発するなど、生活様式の変化に合わせてお仏壇のある暮らしを提案してまいりました。しかし今、核家族や少子高齢化が進み家族の姿が変わりました。「代々継承するから一代限り」「複数の家族で使うものから自分用」と、お仏壇のあり方にも変化が表れます。数年前から、「守る人がいなくなったので仏壇を処分して欲しい」「置く場所がないので小型仏壇に替えたい」の問合せが増えています。
小型で簡素な古代厨子は、ピアノや家具の上に置くことができ、個人用仏壇として使えます。
創業社長の仏壇として会社の役員室に置いていただく例や、ペット用としてお使いいただく例もあります。簡素美を好むのは日本文化の流れであることから、調度品として部屋に飾ることもできます。従来の概念にこだわらない新しい仏壇として、巾の広い使い方が提案できます。 「飛鳥時代の厨子」は、高さ65㎝幅43㎝奥行き29㎝で価格は58万円です。


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