2009/03/25 使用済みろうそく回収キャンペーン09’開始

     - アフガニスタン・カンボジア・ネパールの子へ -

 「京仏具(株)小堀」(本店 京都市)は、日本の寺院様で使用済みのろうそくを回収し途上国の子どもたちへ寄贈する活動を進めています。2004年4月から始めた活動で今年は6回目。お釈迦様の誕生日4月8日から回収キャンペーンを始めます。

 お釈迦様生誕地インド・ルンビニー(現在のネパール)や、アフガニスタン、カンボジアなどの電力が不安定なところでは、菜種油などによる灯りを使用しています。ろうそくは高価ですので特別なとき以外は使えません。子どもたちは暗い灯りに頭を寄せて合って勉強しています。一方、日本のお寺様には使用済みろうそくが大量に残ります。行事が終わると新しいろうそくに取り替えますので、わずかな使用でも処分となります。また、寺院用の大型和ろうそくの火力は強く、風があたっても消えにくく照明に適しています。
 回収は、同社お客様係が出張時に自社便で運びますのでお寺様側の荷造り送料は不要です。おろうそくは、いったん同社小堀京仏具工房(京都市山科区)でサイズ毎に分別、箱詰めし保管します。国際輸送は、使用済みランドセルの寄贈活動を進めておられる(財)ジョイセフ(家族計画国際協力財団)さんのご支援をいただいています。急速に進む世界不況で使用済みろうそくのニーズはますます高まり、一層暮らしに欠かせないものになっています。これまでに4万5千本のろうそくを寄贈、提供にご協力をいただいた寺院様は全国およそ500件に達します。
 ジョイセフさんからの報告によりますと、「ランドセル寄贈により、子どもたちの勉強意欲が高まりました。子どもを労働力としか見なかった親達にも、子どもたちに勉強時間を与えようという意識が現れました。勉強にろうそくは欠かせなくなっています。ろうそくは生活環境を改善してくれただけではなく、教育環境にも変化をもたらしています。」とのことです。
 子ども達の学習支援は、「識字率上昇で人口増加率抑制」「収入向上」となり、人道支援にとどまらず温暖化を抑止する有効策となります。また、和ろうそくは、植物系ですので石油を燃やしません。和ろうそくの普及運動にもつながります。世界は使い捨て経済から、「リユース(再生)」「リサイクル(再利用)」「リデュース(減量)(ゴミの減量)」の3R経済へと進んでいます。この活動を永く続け、資源を大切にする精神が広がることを願います。