2009/04/09 日本のお寺で使用済み和ろうそく、アフガニスタンの子らへ出荷

 「京仏具(株)小堀」(本店 京都市)は、日本の寺院様での使用済みろうそくを途上国の子どもたちに寄贈する活動を進めていますが、昨年回収したろうそくをアフガニスタンへ向け、4月14日に同社工房「小堀京仏具工房」(〒607-8301 京都市山科区西野山百々町88)から出荷します。

 日本のお寺様では、行事が終わると新しいろうそくに取り替えますので、全体の長さの2割程を使っただけで処分されます。一方、アフガニスタン・ナンガハール州では一日に数時間しか電気の供給が得られません。貧しい住民らは石油ランプ、ガス灯などを買う余裕がなく、ろうそくは日常生活にたいへん役に立っています。勉強の他、料理の準備や家族の夕食、お祈り、裁縫、動物の搾乳作業にもろうそくの光が役たっています。さらに、急速に進む世界不況で使用済みろうそくのニーズはますます高まっています。
 国際輸送については使用済みランドセルの寄贈事業を進めておられる(財)ジョイセフ(財団法人 家族計画国際協力財団)さんに、ランドセルと一緒に送っていただきます。
 今回は、昨年に回収した分の出荷で、4月14日火曜日午前11時より、小堀京仏具工房で、40㎝х30㎝х30㎝のダンボール箱49コに梱包された長さ26㎝~14.5㎝の和ろうそく(一部洋ろうそく)5,862本を日本通運コンテナに積み込みます。国内輸送費は小堀、海外輸送費や現地への配布諸経費等はジョイセフさんが負担くださいます。横浜の貿易倉庫でいったん保管された後、4月末~5月上旬に船積み、現地での配布は新学期を迎えた9月以降になる予定です。
 今回の分を含めこれまでの使用済みろうそくの寄贈本数は5万本を超えましたが、そのほとんどがジョイセフさんのご支援によってアフガニスタン・カンボジアなどの国々へ届けられています。またおろうそく提供にご協力をいただいている日本のお寺様も569ヶ寺になり、多くの人々の善意によりこの活動が支えられています。
ランドセルやろうそくの寄贈により、子どもたちの勉強意欲が高まっています。識字率上昇は人口増加率を抑制しますので、人道支援にとどまらず温暖化を抑止する有効策になります。
 小堀進専務は、“これからもこの活動の継続と広く世界の子どもたちに役立ってもらいたい”と、願いをこめます。


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