2010/03/23 2010年’使用済みろうそく回収キャンペーン開始

  ~ 子どもらの 心におひかり ろうそくで ~

 「京仏具(株)小堀」(本店 京都市)は、日本の寺院で使用済みのろうそくを回収し途上国の子どもたちへ寄贈する活動を進めています。2004年4月から始めた活動も今年で7回目。お釈迦様の誕生日4月8日から回収キャンペーンを始めます。

 お釈迦様生誕地インド・ルンビニー(現在のネパール)や、アフガニスタン、カンボジアなどの電力が不安定なところでは、菜種油などによる灯りを使用しています。ろうそくは高価ですのでふだんは使えません。子どもたちは暗い灯りに頭を寄せて合って勉強しています。一方、日本のお寺様には使用済みろうそくが多く残ります。行事が終わると新しいろうそくに取り替えますので、全体の長さの1~2割程を使うと処分されます。寺院用の大型和ろうそくは火力が強く消えにくく、照明に適しています。
回収は、同社お客様係が自社便で出張時にお預かりしますのでお寺様側の荷造り送料は不要です。おろうそくは、いったん小堀京仏具工房(京都市山科区)でサイズ毎に分別、保管します。この箱詰めは京都市内中学生の就業体験で作業してもらい、仕事の意義、働くことの喜びを感じてもらいます。
 国際輸送は主に、使用済みランドセルの寄贈事業を進めておられる(財)ジョイセフ(家族計画国際協力財団)さんのご支援をいただいています。世界不況で使用済みろうそくのニーズが高まり、暮らしに欠かせないものになりました。これまでの寄贈は延べ665寺院から5万7千本に達します。和ろうそくは、石油を使わない植物系ですので資源を大切にする精神が広がります。
 さらに、ジョイセフさんの報告によりますと、ランドセル寄贈により子どもを労働力としか見なかった親達にも、子どもたちに勉強時間を与えようという意識が現れ、教育環境が改善されています。学習支援は、「識字率上昇で人口増加率抑制」「収入向上」となり、人道支援にとどまらず温暖化抑止の有効策にもなります。
これまで、多くの人々の善意によりこの活動が支えられてきましたが、現地の人々の手元へ届けるまでの費用を捻出するのにも不況の影響がでています。同社では、今回から国際輸送費の一部にできればと、「書き損じはがき」の提供のご協力を呼びかけます。小堀進専務は、これからもこの活動を少しでも長く続けられるようご協力とご支援を‥”と、願いをこめます。


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