2013/12/27 日本の伝統技術「金箔」を児童に伝える

仏具工房の見学と体験で「仕事や生き方」を学ぶ

 京仏壇京仏具「小堀」(京都市下京区)は、同社工房(京都市山科区)地域内の京都市立百々(どど)小学校(校長:深尾清美先生)の総合的な学習の時間で、児童に京仏具工房の見学と金箔やカンナの木工体験を通して日本の伝統技術の良さを伝えます。

児童に地元の伝統産業である「仏壇仏具」を身近に感じてもらおうと2004年から始めた活動で今回が11回目です。5年生4クラス129人の児童たちが、校章をデザインした文鎮を地元の清水焼でつくり、同社工房資料館で金箔を貼ります。
クラス別の予定は次の通りです。
●1月29日(水)見学
「1組9:00~9:55」   「2組10:05~11:00」
「3組11:10~12:05」 「4組14:30~15:25」
 仏壇仏具の「木地(きじ)」「うるし塗り」「金箔」「組立」の4工程と「京仏具資料館」で、製作現場・材料・道具に触れてもらい、日本の伝統技術の良さを感じてもらいます。また、木工道具のカンナを使う体験では、いのちある材料を大切に使い、ていねいにお仏具作りをする職人さんの思いを感じてもらいます。
●2月4日(水)金箔体験、質疑、プレゼンテーション
「1組9:20~10:30」  「2組10:45~11:55」
「3組13:15~14:25」 「4組14:40~15:50」
現代では、モノの見極めを表示ラベルに頼りがちです。しかしラベルの頼りすぎは人間の五感を退化させます。安全を保証する食品はやむをえないにしろ、工芸品の見極めには少しばかりの不便さを残すことも大切です。児童が30分の金箔体験をするだけで金箔をしっかり見てくれるようになり、モノを見る目を養うきっかけになります。質疑の後のプレゼンテーションでは、お仏壇お仏具が生きる力をも感じてもらうことがあるという、小堀進社長の体験を音と映像でまとめた「お仏壇ハッピーエンド物語」を観てもらいます。
今 私たちは何のためにこの仕事をしているのか?そんな私たちの使命を職人さんやスタッフから子どもたちへのメッセージとして伝えます。小堀進社長は、「伝統技術の良さを知ってもらいたい。働くことの意義と感謝の心を感じてもらいたい。」と、見学と体験に願いを込めます。