2012/06/15 小学生が日本の伝統技術「金ぱく押し体験」

京仏具工房で「伝統技術」「モノを見る目」「働く意義」を学ぶ

 京仏壇京仏具「小堀」(京都市下京区)は、同社工房(京都市山科区)地域内の京都市立百々(どど)小学校(校長:深尾清美先生)の校外学習で、児童に京仏具工房の見学と金箔押しの体験*2をしてもらい、伝統技術を身近に感じてもらいます。

同小学校5年生4クラス120人の児童に地域の伝統産業を知ってもらい、仏壇仏具を身近に感じてもらおうと2004年から始め、今年が9回目です。児童たちは校章をデザインした文鎮を清水焼でつくり、同社工房資料館で金箔を貼ります。クラス(1クラス30人)ごとの予定は次の通りです。

■6月26日(火)見学
「1組9:00~9:55」「2組10:05~11:00」「3組11:10~12:05」「4組13:45~14:40」

■6月27日(水)金箔体験、質疑、プレゼンテーション
「3組9:00~10:10」「4組10:30~11:40」
「1組13:25~14:30」「2組14:40~15:45」

同社が子どもたちにも工房を公開する目的は、

1.伝統工芸の良さを感じてもらう。
 仏壇仏具の「木地(きじ)」「うるし塗り」「金ぱく」「組立」の4工程と「京仏具資料館」で、製作現場・材料・道具に触れてもらい、日本の伝統技術の良さを感じてもらい、ひいては技術の伝承を願います。

2.モノを見る目を養う。
現代はモノの見極めを表示ラベルに頼ります。しかしラベルの頼りすぎは人間の五感を退化させます。安全を保証する食品はやむをえないにしろ、工芸品の見極めには少しばかりの不便さを残すことも大切です。児童がわずか30分の金箔体験をするだけで金箔をしっかり見てくれるようになります。

3.感謝の心と仕事の意義を伝え、児童のテーマ:仕事・生き方(仮)に応える。
材料や道具、そして技術といったモノだけではなく、働くことの意義を感じてもらいます。今、何のためにこの仕事をさせてもらっているのか?そんな私たちの使命を、職人さんやスタッフから子どもたちへのメッセージとして伝えます。

質疑の後のプレゼンテーションでは、お仏壇お仏具が生きる力をも感じてもらうことがあるという、小堀進社長の体験を音と映像でまとめた「お仏壇ハッピーエンド物語」を観てもらいます。

「金箔体験がものを見る目をもつきっかけになって欲しい。そんな感性を地元京都の子どもたちから学んでもらいたい」と、同社小堀進社長は願いを込めます。


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